夫婦で乗り切った食費の節約で苦労話

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夫婦で乗り切った食費の節約で苦労話

私は、40歳のフリーランスのデザイナーです。
10年程前に超節約の日々を送った時の話です。
その当時、私と妻と二人で会社員として働いていたのですが、二人とも大変激務の仕事に就いていたため、同時期に体調を崩してしまい、ほぼ同時に会社を退職することとなりました。
初めは、貯蓄もある程度あったため、それを切り崩して生活していのですが、都内のマンションに住んでいたため、家賃が非常に高く、数ヶ月で貯蓄も底をつき、このままでは来月の家賃代がなくなるということで、それまでもかなりの節約をしていたのですが、より一層の超節約をすることになりました。
何よりも大変だったのは、やはり食費の節約です。
都内は非常に物価が高く、普通に節約していたのでは、全く意味がありませんでした。
そこで、妻と極限の節約にチャレンジしました。
とにかくスーバーを廻り、見切り品を買い集めたり、揚げ物が食べたいなと思えば、比較的安く購入できる鶏のササミフライを大量に揚げ、余ったフライを冷凍して、違う日に丼にして有効利用していました。
土曜日には、コロッケが30円というスーバーのイベントセールにも開店前から並び、二人で「美味しいね」と食べていたことも良くあり、それが毎週末の楽しみの一つとなっていたこともあります。
私も妻もお菓子や甘い物が大変好きだったのですが、当然ながらケーキを買うことなどできませんでしたので、100円ショップで二人で1個のお菓子を買うのに、何十分も迷って吟味して購入し、夕食の後に、「そろそろお菓子食べちゃうか?」と100円のお菓子を楽しみに二人で分け合って食べていたこともありました。
節約をする前は、夫婦での会話はあったものの、激務だったこともあり、帰宅するとお互いに疲れ果てていて、あまり会話を楽しむような状況ではなかったのですが、節約をするようになり、二人でこれは買うか買わないかや、これ美味しそうだねと言いながら、笑い合って会話をしていました。
お金はないけれど、そういった面ではとても幸せを感じていました。
二人で何とかこの局面をどう乗り切るかということで、絶対的に協力が必要ため、夫婦の結束は非常に強くなっていたのを感じました。
私は、非常にきつい生活だけれど、悪いことばかりでは決してないなと思っていました。
二人で、お得な食材を手に入れた時には、それだけで「やったね!今日は美味しく頂きましょう!」とはしゃいでいましたので、妻も非常に楽しそうにしていました。
より節約するためにしたことは、家賃代はマンションの大家さんに手渡しという形だったのですが、大家さんは小さな青果店をやっていましたので、手渡しの際に、大家さんは年配の男性の方で、若い人と話す機会があまりないという事を聞いており、家賃代を渡しに行く時だけでなく、お店の前を通る時には、必ず顔を出し、ちょっと楽しい会話をするようなことをしていたのが、良かったらしく、顔を出す度に、売れ残った果物を「これ持って行きなよ!」と言って、大きな袋にたくさんの果物を頂いていました。正直、この果物でかなり助かっていたと思います。大家さんが居なければ、果物など絶対に買うことなど不可能であったと思いますし、果物を食べると贅沢をしたと言う気分になり、それで、また頑張ろうという思いにもなりました。
その当時、妻と言っていたことは、お金に余裕ができたら、日帰りでもいいから、旅行に行きたいねと良く話していました。
節約をすると、自宅近辺しか、行動範囲が狭められるため、遠出したいという気持ちが高まっていたことを覚えています。
無事に、節約をしたことで家賃代も支払うことができ、その後、体調も改善したことで、お互いに収入も復活し、人並みの生活ができるまでになりましたが、今でもその当時の節約話を笑ってすることがあり、あの頃の夫婦の結束は続いていますので、二人で乗り越えた超節約という壁も、悪いものではなかったかなと思っています。